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ダンパーの設計・設備・試験 製造設備/ダンパーの圧力損失計算ダンパーの設計・設備・試験製造設備ダンパーの圧力損失計算〈部品の加工〉FD・VD・MDの概算圧力損失品名・羽根開度・局部圧力損失ν=6m/sν=10m/s角形FD 羽根全開11.7Pa31.4PaVD・MD 羽根10度閉24.5Pa63.7Pa円形FD 羽根全開4.9Pa11.7PaVD・MD 羽根10度閉11.7Pa34.3PaVD・MD(対向翼)の局部圧力損失係数 ζ(ゼータ)サイズ 開度0度(全開)10度30度60度90度(全閉)200×200 1枚羽根0.580.855.4121∞300×300 2枚羽根0.541.055.6125∞500×500 3枚羽根0.521.076.8189∞750×750 4枚羽根0.521.427.3245∞FD類(平行翼)の局部圧力損失係数 ζ(ゼータ)サイズ 開度0度(全開)250×250 1枚羽根0.60500×500 2枚羽根0.53750×750 3枚羽根0.53円ダンパー(単翼)の局部圧力損失係数 ζ(ゼータ)サイズ 開度0度(全開)10度30度60度90度(全閉)φ300 単翼0.210.542.619∞ダクト系の全圧力損失を求める場合にはダンパー圧力損失の概算値を参照ください。ただし圧力損失値を正確に求める場合は、対象のダンパーを実験して△Pを求めることをお勧めします。※サイズに応じたデーター等はありません。●圧力損失を計算により求める。(空気がダンパーを通過する時、その抵抗により圧力が減少する。これを圧力損失(△P)と言い、次式で示される。)△P=ζγ・ν2(Pa)ζ(ゼータ) ……………局部圧力損失係数ν ………………………平均風速(m/s)γ(ガンマ) ……………比重量(γ=11.77N/m3) g ………………………重力加速度(g=9.8m/s2)右表ζ(ゼータ)は実験により測定した△Pを逆算してζ(ゼータ)を算出した表です。下記はサイズ、風速、開度を仮定した△Pの計算例です。•FD250×250 ν=3m/s 羽根0度の時 (△P=9.8×0.60×1.2×32=3.23Pa) 2×9.8•FD500×500 ν= 6m/s 羽根 0度の時 △P= 11.5Pa•FD500×500 ν= 10m/s 羽根 0度の時 △P= 31.8Pa•VD500×500 ν= 6m/s 羽根 10度の時 △P= 23.1Pa•VD500×500 ν= 10m/s 羽根 10度の時 △P= 64.2Pa•FDφ300 ν= 6m/s 羽根 0度の時 △P= 4.5Pa•VDφ300 ν= 10m/s 羽根 10度の時 △P= 32.4Pa 以上より概算圧力損失を設定しました。2g〈組立・塗装・出荷〉角ダンパーの組立▲確かな精度が得られる ロボットによるフランジ溶接▲ NC パンチングマシーンによる高精度の鋼板打ち抜き加工▲ロボットによるコーナー溶接▲出荷溶融亜鉛めっき鋼板で加工します。10
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