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防火・防煙・排煙用ダンパー・避圧ダンパー・排煙口避圧ダンパー避圧ダンパーRED防火・防煙・排煙用ダンパー避圧ダンパー・排煙口当仕様は変更することがあります。納入仕様図面でご確認ください。▲避圧用銘板○避圧ダンパー漏気性能グラフ(実験値)※避圧ダンパーは開放圧力調節により上記グラフは変動します。漏気性能の目安としてください。角RED123P型(50~300Pa開放設定)45P型(350~500Pa開放設定)角RED67P型(550~700Pa開放設定)89P型(750~900Pa開放設定)①目的 • 電子計算機室や博物館・美術館などはガス系の消火設備が設置されていますが、それらはオゾン層を破壊する物質であることから近年、新ガスと呼ばれる消火設備が多用されています。ただ、この新ガスは従来のガス系消火設備に比べて、消火剤量が多く、また放出時間が短いことにより、放出区画内の室内圧が急激に上昇し、壁や窓等を破壊することが考えられるため、その放出時に圧力を屋外に逃がす避圧ダンパーが必要となります。②要求機能 • 区画内の圧力上昇が許容圧力以内となるように、必要な避圧面積を求めます。壁や扉・窓などの強度が高ければ避圧ダンパーは小さく、強度が低いと大きくなります。避圧ダンパーガス圧式防火ダンパー通常時常時{閉}{開}火災発生時原則{閉}{閉}消火剤発生時{開}{閉}消火剤放出完了時再び{閉}{開}(復旧後消火剤放出)③防火区画 • 避圧ダクトが防火区画を貫通する時、火災時(消火時)に{閉}となる必要があり、最終的には建築主事との協議が必要ですが、ダクトおよび避圧ダンパーを1.6ミリ以上の鋼板を使用するなどの耐火性を持たせることで許可をいただいているようです。④P型仕様表 • 消火ガスによる避圧ダンパー作動時のダンパー有効開口面積は約60~70パーセントになります。消火ガス排出に有効な面積となるようにサイズを決定ください。仕様(作動開始圧力)(50~300Pa)(350~500Pa)型式RED-123PRED-45P羽根板厚t1.6軸径φ13軸受ボールベアリング内装式仕様(作動開始圧力)(550~700Pa)(750~900Pa)型式RED-67PRED-89P羽根板厚t2.3軸径φ15軸受ボールベアリング外装式⑤お客様へ •ダンパーの作動開始圧力を必ずご指示ください。 ※ 作動開始圧力はダクト系の圧力損失、ダンパー設置位置による影響を十分考慮してご指示ください。 ※ (設定値±10%程度の範囲で調整し下記銘板を貼付して出荷いたします) ※ 見積時、設定Paのご指示がないときは、RED-123Pにて見積をご提示いたします。⑥気密性能 避圧ダンパーは標準品が気密構造となっています。 順圧(室内圧力)に対しては作動性能の適切な管理を 逆圧(屋外圧力)に対しては屋外空気を極力室内に流入することを防止するそれぞれの目的があります。 気密性能につきましては、下図を目安にしてください。⑦製作範囲 •RED-123P 1体形は1200×1200までとなります。 •RED-45P、67P、89Pの1体形はPaにより異なります。 •円避圧ダンパーは角円形となります。(詳細は図面をご参照ください) •最大開放設置圧力は900Pa以下となります。◎当社の避圧ダンパーは逆圧・順圧とも 気密型となっています。角[特型仕様]REDグラフ②500Pa時の漏気量 屋外から→室内1.5㎥/min・㎡500Pa時の漏気量 室内から→屋外10㎥/min・㎡グラフ①L=350HWL=350WH43
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