ダンパー教室

ダンパーの適用

ダンパーの適用

一般建築用に使用されるダンパーの一般的な概要説明であり、弊社取扱い以外の製品も含みます。
但し、次のダンパーは適用しません。
(1) 原子力、化学プラント、発電所など、目的に応じ要求仕様が異なる建設関連ダンパー
(プラント建設用ダンパー、耐熱用ダンパー)
(2) 建築基準法施行令第112条に該当しない防火ダンパー又は、日本防排煙工業会の「防火ダンパー自主管理制度」に該当しない防火ダンパー。

例えば、ダンパー外部からヒューズ交換しない構造の、

  • 外壁用防火ダンパー
  • 厨房用防火ダンパー
  • 防火ドア用FSシャッター

ダンパーの使命

ダンパー(Damper・・・空気調節弁)には空調用と防災用があります。

空調用ダンパーは人への快適な空調環境と、LC(ライフサイクル)計画およびCO2環境問題解決への一つの手段となることが使命です。
ある室内または場所の空気を、そこを使う目的に応じて最も適当な状態に空気を調節する設備を空気調和設備と言い、空調用ダンパーは風道であるダクト内を通過する空気を様々な目的に応じて調節または制御するものです。
防災用ダンパーは煙から人命を守りまた、火災の延焼を防ぎ財産のビルを守ることが使命です。
戦後から今日にいたるまで、ビル火災で多くの人命を失ってきました。その主な原因は時代とともに変わり、法も何度か変えられ今日に到っています。

ダンパーの記号

ダンパーは図面上記号で表され、意味を理解しておくとその目的や日本語名がわかり便利です。
V(ボリューム) 手動により風量調節する。
M(モーター) モーター駆動により風量調節する。
C(チャッキ) 空気の逆流を防止する。
F(ファイヤー) 温度ヒューズにより閉まり空気の流れを遮断し延焼を防ぐ。
H(排煙) 排煙系統のダクトに使用する。280℃の温度ヒューズにより閉まるFD。
S(スモーク) 煙感知器と連動して閉まり空気(煙)の流れを遮断する。尚、排煙ダンパーをSEDまたはSMDということもあります。
P(ピストン) 消化ガスの放出圧力で閉まり空気の流れを遮断する。
(1) 上記の組合せでダンパー機能の兼務を表現する場合があります。
但し、兼務形のVは段階式調節であるため、小風量の風量を調節するには向きません。
(2) 設計図書によって独自の記号を使用することもあり、機能、性能について、設計者に問合せが必要な場合もあります。